2024年12月6日
多くの方が訪問看護について「夜勤がなくて楽」というイメージを持っていますが、これは半分正解で半分間違いです。確かに夜勤はありませんが、それが楽であるかは一概に言えません。
訪問看護師は日中に利用者さんのケアを行い、多くのステーションでは土日は定期訪問を行いません。高度な医療機器に囲まれることもなく、夜間の緊急対応も少ないのが一般的です。
しかし、訪問看護師は基本的に一人で訪問し、悪天候の中でも利用者さんのもとへ向かいます。看取りや急変の対応、限られた物品での工夫など、利用者さんの生活の質を左右する重大な責任を担っています。
訪問看護には、訪問看護なりの大変さがあります。看護のスタッフも、利用者さんにより良いケアを届けるために、日々試行錯誤しています。この大変さを負担と感じるか、やりがいと感じるかは、個々の看護師の心構えによります。
訪問看護の厳しさを乗り越え、利用者さんの生活を支える喜びを感じることができるかどうか。それは、あなたがどのように感じ、どのように対応するかにかかっています。
参考URL:訪問看護で大変なこと